ペットショップが何故ダメなのか?


ショッピングモールに行くと、ペットショップを覗いてしまう。移動販売のイベント会場についつい足を運んでしまう。
そういう方も多いでしょう。

動物が好きだから、
動物が見たいから、
動物が欲しいから。

狭いケージや小さなスペースに監禁された動物に、笑顔で群がる人間たち。お金さえ払えば命を買える我が国では、そんな光景も珍しくありません。
しかし、その一方で、こんな言葉を耳にすることはありませんか。

ペットショップで命を買うな!
ペットショップを廃絶せよ!

今、大きなうねりをあげている生体販売廃止を求める叫び。その言葉に付随する、陰鬱で恐ろしい画像。それは動物好きを自負するあなたに、生理的な嫌悪感を齎すかも知れません。

では、そもそも何故、ペットショップが
ダメなんでしょう?あなたはご存知ですか。
さらに言えば、そんな未知の残酷な世界に、
実は国民の全てが何らかの加担をしている、
という事実については、どうでしょうか。

加担を止める方法は幾つかありますが、
まずはそれらの一番初めのステップに、
「知ること」があります。

今日は、我が国が誇る悪しき商習慣「生体販売」について、あなたの人生に置き換えて考えてみましょう。
きっと辛いでしょう。
でも読んで下さい。



あなたはとても頭の良い女性だとします。
類稀なIQを持ち、海外の名門大学を出て、
将来を有望されています。
あなたには大好きな恋人がいました。
いつか幸せな結婚をして、
小さくとも温かい家庭を作りたかった。
でも、あなたが愛する恋人は、
そんなに聡明な男ではなかった。

国家機密の陰謀により、
ある日あなたは秘密裏に誘拐され、
愛する人や家族から引き離され、
狭い監獄に入れられ手錠をかけられて、
同じく稀有なIQを持つ男に
檻の中で強姦されます。
さらに聡明な遺伝子の製造のために。
男は泣きながら言いました、ごめん、と。
実はあなたを強姦したこの男も、
長い間、遺伝子継承の為だけに
あなたと同じように囚われていたのです。

あなたのお腹はだんだんと大きくなり、
その命の膨らみを見るたびに
やがて絶望の中にも一筋の光を
見出すようになりました。
しかしまともな食事も与えてもらえず、
体力の著しい低下のため、
帝王切開により出産することに。

しかし手術には麻酔はなく、
失神するような痛みを伴って
腹は無惨に引き裂かれ、
溢れだす血海と共に胎児が取り出され、
その愛らしい顔を見るまもなく、
男たちは子供を強奪していきました。

切り裂かれた腹は
再び麻酔なしに粗末な糸で縫われ、
あなたは傷を癒す間もなく、
またすぐに別の男にレイプされます。
その地獄の日々は10年ほど続きました。

あなたの肉体は腫瘍で蝕まれ、
傷口は腐り、子宮は癒着し、
骨と皮になるまで痩せこけ、
やがて妊娠が出来なくなると、
生きたまま冷凍庫に入れられました。
優秀な遺伝子生体を
妊娠出来なくなったあなたは、
もう、不要な命だから。

あなたが産んだ子供達は、
綺麗に洗われ、良い匂いをさせて、
清潔なケージに入れられ、
値札をつけられて、
ハンドバッグのように売られています。
そこに群がる人間たちは、
あなたが血塗れで産み落とした命を、
財布から出した札束で購入します。



それがつまり、ペットショップ。
生体販売の真実なのです。

これは真実です。
ただ、「どうぶつ」を「あなた」という
一人称に変えただけ。
この筋書きは、映画でも、小説でもありません。今まさにこの瞬間にも、ペットショップの裏側では同様の悲劇が無数に繰り返されている。これは、明白な事実なのです。

一人称を変えただけ。
それだけで、あなたには全てが理解出来たでしょう。理解出来たなら、この悲劇に加担してはいけません。

加担してしまった過去を持つ方、これから加担しようとしていた方は、どうか知った日から、その行為を終わりにして下さい。
そして、周囲の多くの方に真実を伝える為の活動に参加して下さい。

この国の腐りきった倫理観、
常軌を逸した悪しき商習慣に、
毅然として「NO」を突き付けること。

この地獄に決別するために必要なのは、利益の為に命の大量生産廃棄をする、卑しい業者の廃絶だけではありません。

真に必要なのは、国民一人一人の目覚めであり、真に廃絶しなければならないのは、国民一人一人の無知や無関心なのです。

. . .

あなたの隣に、あなたの近くに、 知らせるバトンを渡して欲しい。 あなたが知ったその真実は、 あなたにしか繋げられないから。 苦しむ命の声になろう。 みんなの力で世界を変えよう。

0コメント

  • 1000 / 1000